R.O.Bはコマンドをそのまま実行することができる。
HALはコマンドと正反対の行動を実行する。
R2D2はR.O.Bから始めてR.O.BとHALの行動を交互に切り替えて実行する。
Fenderはシリアルナンバーに応じて行動を実行する。まずFenderはシリアルナンバーの最初の文字を調べる。それが数字の場合、FenderはそのターンR.O.Bの行動を実行する。それが英字の場合、FenderはそのターンHALの行動を実行する。次のターンでは、Fenderはシリアルナンバーの次の文字を調べる。
どのロボットが何の名前であるかを決定したら、コマンドの入力を開始することができる。ただし、実行する前にいくつか注意する点がある。
スタートボタンが押されるまで、コマンドはロボットに対して影響を与えない。ディスプレーは非常に小さいため、最後に入力された3つのコマンドのみが表示される。
コマンドを入力するたびにLEDが変化する。このLEDはロボットの色になる。LEDは一定のパターンで変化し、パターンは青、緑、赤、黄、そして青に戻る。コマンドを入力するとその時点灯していたLEDの色のロボットにコマンドが送信される。ディスプレーの南にあるロボットの色のボタンを押すと、ロボットはそれ以上コマンドを受信できなくなる。スタートを押すかコマンドシークエンス全体をリセットするまで、ロボットのロックを解除できなくなるため注意する必要がある。
コマンド全体を入力したら、「S」というラベルが付いたボタンを押して開始する。ロボットが迷路の上部にある色付きのセルに到達できない場合、または壁や別のロボットに衝突した場合、ミスが記録される。「R」というラベルのボタンを押して、コマンドシークエンスをリセットする(座標はリセットされない)。
衝突したロボットは衝突する前のセルに戻るが、ロボットの座標自体はリセットされない。小さなディスプレーにはクラッシュの理由が表示され(OCC…指令外/OOB…境界外)、その後ロボットが開始位置にいるかのように読み順でロボットの色が表示される。クラッシュが発生する前にFenderが調べたシリアルナンバーの位置、R2D2が実行していた行動も表示される。FenderまたはR2D2がクラッシュした場合、クラッシュ前と同じように行動する(これは、シークエンスの終了時にゴールに到達していない場合には当てはまらない)。